友人に勧められ、『SPY×FAMILY』を今更ながら読んだ私です。そしてばっちりハマっちゃいました!
さまざまな漫画賞を受賞している本作。もっと多くの人に読んでほしいので、感想やあらすじなどをまとめてました。
いや、本当に面白いです、この作品!!
※多少のネタバレにはご容赦ください。
『SPY×FAMILY』とは
お互いの利益のために家族となった諜報員ロイド、殺し屋ヨル、超能力者アーニャの日常を描いたホームコメディ作品です。
癒やされて、スカッとして、笑えて、グッときます!
2019年3月から、集英社の漫画雑誌アプリ「少年ジャンプ+」で連載スタート。
連載開始から5話掲載までに閲覧数が300万を超え、単行本1巻は発売後に即重版がかかるなど大人気に!
その後も人気は加速し、「このマンガがすごい!2020」のオトコ編1位、「全国書店員が選んだおすすめコミック2020」1位になるなど話題を集めました。
『SPY×FAMILY』あらすじ
凄腕諜報員“黄昏”の次の任務は「家族を作ること」!?
猶予はたった1週間。世界の平和を守るため、黄昏は精神科医のロイド・フォージャーとして妻と子を探すことに――。
いくら世界のためとはいえ、1週間で妻を見つけて子供をなせってなかなかな案件ですよね! これからどうなるの? って結構びっくりしました(笑)
アーニャがロイドやヨルの心を読んで行動し、徐々に家族として馴染んでいく様子が面白いんです!
『SPY×FAMILY』の登場人物
『SPY×FAMILY』の個性的なキャラクターをご紹介します。
ロイド・フォージャー
身体能力や記憶力に長け、変装も完璧にこなす凄腕のスパイ「黄昏」。政治家デズモンドに近づくため、自身の正体を隠しながらヨル、アーニャと仮初めの家族となる。
クールだけどちょっと抜けているのが良い。
アーニャ・フォージャー
とある施設での実験で生まれた、人の心を読める超能力者の女の子。孤児院で生活していたところをロイドに引き取られ養女となる。
表情豊かでめちゃくちゃかわいい。
ヨル・フォージャー
「いばら姫」と呼ばれる殺し屋。己の利益のため、妻を探していたロイドと偽装結婚した。家事はほとんどできないが、弟思いで「片付け」だけは得意。
のほほんとしているけど、仕事は完璧だし美人。
ボンド
もともと実験道具として扱われてきたが、フォージャー家に引き取られペットとなる。未来予知の能力を持っているが、それを誰かに話すことはできない。
アーニャとのコンビは私の癒やし。
『SPY×FAMILY』の面白さと魅力
『SPY×FAMILY』の面白さをご紹介します!
家族構成が特殊すぎる!
父はスパイ、母は殺し屋、娘はエスパーって、それだけでなんだかワクワクしませんか?
父と母は互いに素性がバレていないと思っているのですが、読者的には「普通なら絶対バレてるよ!」って思うような描写がたくさんあって笑ってしまいます。
一方で、心が読める娘は2人の素性を知っています。
この、知らない父母と、実は全部知っている娘の絶妙に噛み合わないお話が面白いんです!
少しずつ本当の家族になっていく3人
偽物の家族であるロイド、ヨル、アーニャですが、回を重ねていくうちに少しずつ心を通わせていきます。
ドタバタ展開が多く笑いどころ満載ながら、思わずほっこりさせられるシーンがたくさんあるんです!
気づけばお互いのことを思って行動している3人の姿に優しい気持ちになれます。
アーニャがかわいい!
世界の命運を握れるような能力を持っていながら、基本的におバカなアーニャ。父と母がとんでもない職業に就いていることも楽しんでいます(笑)
また、アーニャは他のキャラクターに比べて本当に表情豊か! 家族とのやり取りはもちろん、同じクラスのベッキーやダミアンとのやり取りも最高です。
個人的には何か企んでいるときのニヤッとした顔が好きで、何度も見ちゃいます(笑)
分かりやすい物語とスカッとする展開!
専門的な言葉や難しい知識は必要なくテンポも良いので、素直に作品に没頭できます。
緊迫したシーンもコミカルに描かれているのでかなり読みやすいです!
それぞれが己の任務を遂行しようしてハチャメチャな展開になっても(本人たちは完璧だと思っている)、最後にはパズルのピースがばっちりハマってスカッと解決されます。
『SPY×FAMILY』を読んだ感想
いや~、すごく面白かった! 今までにない漫画だなって思いました。絵もきれいで丁寧だし、勧めてくれた友人に感謝ですね。
ロイドがこの先どうやってデズモンドに近づいていくのか、アーニャの学校生活はどうなるのか、ヨルの弟に正体がバレないかなど、続きが気になって仕方ありません~!
第1話と最新話は「少年ジャンプ+」で読めますよ。