見知らぬ場所や大好きだったゲームなど、異世界に転生・転移してしまった主人公たちの恋を描いた作品をご紹介します！
異世界で出会うのは、素敵な王子様!? それとも……？
『異世界に救世主として喚ばれましたが、アラサーには無理なので、ひっそりブックカフェ始めました。』
～あらすじ～
神と名乗る球体に、救世主として異世界に転移することをお願いされたアラサー女子のツキナ。
自分に世界は救えないと断言するものの、なんでも願いを叶える条件と引き換えに、半ば強制的に転送されてしまう。
頭が良くて現実的なツキナは、球体にさまざまな条件やお願いを提示。そして救世主になる代わりに、趣味である読書と料理を楽しめるブックカフェを開きます。
そこに訪れた初めてのお客様、騎士のイルと交流を深めていくんですが、これがなんともほっこり癒やされる恋模様！
落ち着いた空間の中で、少しずつ惹かれあっていく様子が描かれます。
ツキナより前に転送された超わがままな女子高生救世主の存在も気になるところ。
ときどき出てくる料理のイラストもすごく美味しそうで最高です……！
『悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される』
～あらすじ～
前世で大好きだった乙女ゲームの世界に、悪役令嬢ティアラ・ローズとして転生！ しかしその日は、ティアラが婚約者のハルツナイトに婚約破棄と国外追放を言い渡される断罪イベントの前日だった。
ゲームの内容を思い出しながら、すべてを受け入れようと決意したティアラ。ところがイベントの最中、隣国の王子アクアスティードに求婚され……!?
悪役令嬢ものといえばこれ！ と、個人的に思っている作品。
ハルツナイトに婚約破棄されたティアラと、その直後に求婚してきたアクアスティードとの超ベタ甘ラブストーリーです。
アクアと結ばれた後も、ティアラにはそれはもうたくさんの試練が訪れます。
乙女ゲームのヒロインたちの登場や、妖精王たちとの交流の中で成長していくティアラ。壁を乗り越え、成長していく姿を見届けてください！
『転生しまして、現在は侍女でございます。』
～あらすじ～
地味なOLから、乙女ゲームの侍女に転生したユリア。
このままゲーム通りに物語が進むことになれば、自分に懐いてくれている王女殿下プリメラが悪役令嬢になってしまう――。
プリメラに幸せになってほしいと願うユリアは、側で見守ることを決意する。
ある日、プリメラが婚約者のディーンと顔合わせすることに。そこにはイケメン騎士も一緒で……？
天使のように可愛らしいプリメラを悪役令嬢にさせまいと奮闘するユリアの物語！
一方で、プリメラの婚約者であるディーンの兄アルダールと少しずつ心を寄せ合っていく様子も描かれます。
物語序盤は、プリメラとの交流や侍女としての活躍がメインに描かれるため恋愛要素が少ないのですが、徐々に！ 徐々にキュンとするシーンが増えていきます……！
お仕事漫画としても楽しめるおすすめ作品です。
『しあわせ食堂の異世界ご飯』
～あらすじ～
定食屋の娘として働いていた記憶を持つアリアは、エストレーラ王国の王女として転生。
前世から好きだった料理をしながら穏やかに暮らしていたある日、妃候補としてジェーロ帝国に向かうことになってしまう。
ところが、なにやら陛下は妃を望んでいない様子。アリアは、身分を隠して街で暮らすことになるけれど……？
ひょんな出会いから「しあわせ食堂」で料理を振る舞い始めたアリアは、店をたびたび訪れてくれる青年リントのことが気になり始めます。
身分を隠しての恋！ 正体が分かった後、どんな展開になるのかが気になります！
さっぱりとしていて、王女として自立しているアリアはとても好感の持てるキャラクターでした。何事もなくリントと結ばれてほしいものですが……。
ほんわかとした空気間のある作品。いろんな料理も出てきて、グルメ漫画としても楽しめますよ。
『家政魔導士の異世界生活』
～あらすじ～
魔法剣士のアレクは、ギルドマスターのザックに、家政魔導士と呼ばれるシオリを紹介される。
魔力が弱い代わりに、冒険者の炊事洗濯を完璧にこなすシオリ。おかげでアレクをはじめとする冒険者たちは快適な旅を進めていた。
しかし、アレクがなぜ特定のパーティに入らないのかシオリに尋ねると空気が一変して……。
異世界から転移し、言葉も通じない中でなんとか生きてきたシオリ。過去の出来事をきっかけに心に傷を負いながらも、自分の居場所を求めています。
一方のアレクは、そんなシオリを気に入り、彼女の願いを叶えてあげようと奔走。お互いに惹かれていきます。
自分の持っている能力の中で最大限の努力と苦労を重ねてきた転移者という、あまりない設定に引き込まれました。
序盤はなかなか切ないストーリーですが、シオリがトラウマを払しょくして、早く2人には幸せになってほしいです～～！
『公爵夫人の50のお茶レシピ』
～あらすじ～
仕事を失敗してクビになった楓は、目が覚めると公爵夫人のクロエとして転生していた。
楓以上に人の目を気にするクロエは、社交界でも嘲笑の的となっており、使用人にすら蔑まれていた。
転生した以上、虐められることなく過ごしたいと願う楓は、転生前に愛していたお茶を飲めるようバーテンベルク侯爵にお願いするのだが……!?
クロエがお茶をたしなむことで自分の居場所を作っていく物語。
少ししんどい展開が続きますが、それを乗り越えていく姿は非常にスカッとします。そして何より、お茶を飲みたくなります……！
序盤に恋愛要素は全くないのですが、好きな作品なので今回おすすめとして紹介しました。
冷徹で愛情のかけらもなかったバーテンベルク侯爵が、少しずつクロエと心を通わせていく様子に注目です！
奮闘する主人公たちの恋を応援！
異世界で強く生きていこうとする主人公たちの恋。胸キュンするシーンもたくさんあります！ ぜひ読んでみてくださいね。
